咲かない花。

遅咲きでも狂い咲きでも良かったんだけど、なんか咲かないっぽい。それが私。

おじさんって何って考える。

おじさんって何?って考える

でもそれを考えようとすることがもうおじさんなのかもしれない

 

チキンライス風に冒頭を飾った。特に意味はない。最近『おじさん』とは何かと考えることがよくあるという話。

 

おじさん=そこそこ年経た男性という認識は衆目の一致するところと思う。でもこれが50歳の声を聞く私にとっては少しやっかいだ。

 

私「こないだ電車の中でおじさんがさー」

 

相手「自分もおじさんじゃんか」

 

言われてない。言われてはいないけど。

でもそっと思われている気がして、おじさんと口にする時に一瞬だけ言葉に詰まる。

 

そもそも何をもっておじさんというのか。おじさんとは一体なんなのか?

今の時代、分からないことはAIに聞くに限る。

 

私「おじさんってなに?」

 

AI「おじさんは日本語で「uncle」という意味です。家族の中で、父のうしろに生まれた兄や、母のうしろに生まれた弟のことを指します」

 

ぜんぜん分からない。「日本語でuncle」でもう目がコケる。父のうしろに生まれた兄とは何親等の何者なのか。

 

私「何歳からおじさんなの?」

 

AI「一般的には30歳以上を指します」

 

これは意外だった。おじさんとは思ったより若かった。

おじさんの年齢が分かったところで本題に入る。

 

私「自分もおじさんなのに、誰かの事をおじさんと言ってもいいのかな?」

 

AI「呼びたい人との親しさや関係、年齢差などを考慮してください」

 

私「じゃあ自分が80歳のおじいさんでも、30歳の人の事はおじさんと呼ぶべき?」

 

AI「2人の関係性や相手の意向などによって異なります」

 

うーん。漠然としていて分からない。

質問を変えてみる。

 

私「おじいさんは何歳から?」

AI「一般的には60歳以上を指します」

 

なんと。50歳に近い私はおじさんよりむしろおじいさんに近かった。これは衝撃の事実。自分もおじさんなのになどと戯言を抜かしていたあの頃を懐かしく思うと同時に穴があったらぜひ入れたい。間違えた入りたい。